わたしたちについて– About us –

 初めまして。「ネムとリム、森の中のふしぎな2匹の猫 | シュレの森」のコラムサイトの執筆者の”わたし”です。

わたし : Lady Unknown

 わたしは英国をこよなく愛し、英国、日本を中心に世界中の歴史、文化、ファッション、建築や収蔵物、童話、植物、鉱物、天文、動物、心と言葉の力など不可思議、神秘なもの、愛らしいものに惹かれてきました。好奇心旺盛な知的欲求に実直に従い、情報蒐集しながら、物語作りをしていました。

例えば、キノコが輪になって生える不思議な現象があることはご存知ですか?「フェアリーリング」(妖精の輪)と呼ばれ、科学的な研究結果もありますが、各国の民話や神話にも多く記されています。キノコが輪になってる光景は、とっても神秘的で不思議です。この現象は科学者だけでなく、多くの作家たちの心も刺激してきており、たくさんの作品としても残っています。人々は謎を科学として解明しようとするけれども解明できない現象もある、妖精の存在が脳裏を横切る・・・世界の闇に光を灯して探してみても良いものか・・、戸惑いながらも知れば知るほどに、新たな想像力と好奇心は掻き立てられ、不思議の沼に嵌っていきました。

きのこの不思議さに魅了され、きのこ猫の種類や特徴、生態についての情報を盛り込んでいるきのこ猫図鑑も製作中です。

ひと夜で溶けて消えるヒトヨタケ

イギリスの民話では、菌輪はエルフフェアリーピクシーといった妖精たちが輪になって踊り、草を踏み均した痕跡であると語られている。幾つかの伝説では、菌輪のキノコにカエルが座ってを撒くのだと伝えられている。従ってこれらのキノコは “toadstool”(カエルの腰掛け)と呼ばれている。他にサセックス州では “hag tracks”(魔女の足跡)、デヴォン州では妖精たちが馬を乗り回した跡であるなどと言われている

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

おっと、話しが外れましたね。きのこのことを語り出すと長くなるのですが、本題に戻し、本サイトと、物語に登場するシュレの森の名前の由来をご紹介。

シュレは、シュレディンガーの猫からいただき、これは猫は生きていると考えられると同時に死んでいるとも考えられると、物理学者エルヴィン・シュレーディンガーが頭の中だけで行った実験(思考実験)です。

世の中の同時に相対的に対立する、許す?呪う?、好きなの?嫌いなの?、生きてるの?死んでるの?、真偽、苦楽、善悪などの二元的な思考。この世界をただ受け入れる場所として、ここを、シュレディンガーの猫と、人にとって心が落ち着き安心できる場所である森、そして、不思議の国のアリスや、白雪姫など、多くの童話や物語は、いつも人と豊かな森の側で育まれています。それらに因んでシュレの森と呼ぶことにしました。

そのシュレの森は、ねこの王国の物語にも登場し、重要な役割があります。

ショートストーリーとしてご紹介していた、ネムとリムという2匹の猫、シュレの森の中に住む特別な存在です。 2匹は与えられた使命のため魔法のような不思議な力を持ち、マージナルマン(境界人)として人間と森の繋がりを守ります。人間の世界と繋がっているねこの王国のお話しは長い歴史があり、壮大です。

ShortStory:ネムとリムが住む森は、ねこの王国の周りにあるシュレ森と呼ばれる巨大な大木に囲まれた美しい場所です。2匹は大木のひとつの木の小さな穴に住んでいます。ネムとリムは、天然石や薬草などの雑貨店を営み、穏やかな時間を過ごしながらも、ねこの王国の女王様の命令により小さな穴を守っています。これは森の植物たち、そして女王様と王室の一部と、ネムとリムの数人しか知らない秘密です。穴の向こう側には人間の世界と繋がる秘密の通路があり、二匹がその穴を守ることで、ねこの王国と人間の世界との繋がりが保たれています。秘密の穴を守る彼女たちの役割は重要で、ネムとリムは女王さまから与えられたマージナルマンとしての使命を果たし、森と人間の世界との謎めいた繋がりを守るために、自然の力や魔法の力を感じ、自らの力を信じることの大切さを学んでいます。(イラストストーリー:Ringo)

ねこの王国の成り立ちについてや、王国が守っている強力なエネルギーを秘めた貴重な石のことなど、不思議な力や繋がりが存在し、その背後には大きな物語が広がっています。

長くなりそうなので、その続きは、またの機会に。

残したい、伝えたい、創作に関わるわたしの見聞、蒐集の記録コラム記事は、すこしずつ更新しています。たくさんあるので整理と準備はずっと続くかもしれません。ご興味ある方は末長くおつきあいくださいませ。

Ringo イラスト ハンプティダンプティの約束


執筆者わたし 

Lady Unknown

絵を描いている人は、Ringo です。

牧歌的で優しく穏やかで、時に切ないイラストを描いています。

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